灯油を使った暖房の特徴、光熱費

灯油は寒冷地では特におなじみのエネルギー源の一つではないでしょうか?石油ストーブや石油ファンヒーターなど家庭における主要な暖房器具のエネルギーとして利用され、エネルギー別の比較で見ても効率の高さがが目立ちます。一方で、エネルギー確保の面でデメリットがあります。

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灯油と暖房

灯油は、石油ストーブや石油ファンヒーターなどで利用されるエネルギー源、また家庭用の給湯にも利用される(場合がある)エネルギーの一つです。石油成分のケロシンという物質から作られている燃料です。

第1のメリットはその効率性です。原油価格の高騰によりやや効率性は小さくなりましたが、燃焼時に得られるエネルギーに対する単価は電気やガスよりも効率的で、ローコストな暖房用エネルギーとして広く利用されます。

一方のデメリットとして灯油の場合、自宅にまで配送される手段がないため、ガソリンスタンドなどに買いにいくか、配送してもらう必要があります(配送の場合当然やや割高となります)。また、専用の灯油タンクがない家庭では、保管するためのポリタンクの設置スペースも必要になります。さらに、石油系の燃料の中では取り扱いがやや容易ではありますが、間違った保管をした場合は引火する恐れもありますので取り扱いには注意が必要です。

 

灯油を利用する場合の注意点

注意点として、灯油を燃焼させることにより部屋の空気が汚れてしまうという点が挙げられます。特に高気密住宅の場合にはこまめな換気を行わないと一酸化炭素中毒などのおそも出てきます。

さらに、灯油は燃焼により水蒸気を出しますので、高気密住宅の場合、石油ストーブなどを利用する場合には結露にも注意しましょう。

また、安全性という面も十分に考える必要があります。子どもの誤飲などはもちろんですが、火遊びなどの結果として火事などの原因となることもあります。

安全をしっかりと考えた場所での保管なども必要です。また、灯油の変質にも注意が必要です。基本的には冷暗所での保管が好ましいです。「去年の灯油(古い灯油)は使っても大丈夫?」でも説明していますが、変質した灯油は暖房器具を痛める原因ともなりますので、保管には注意してください。

 

灯油を使った暖房器具

灯油を使う暖房器具としては「石油ストーブ」「石油ファンヒーター」が代表的です。
一時は石油ストーブは火事の危険性などから需要が減少しておりましたが、最近では万が一の停電時の暖房器具としてまた、電力不足に対応可能な暖房器具として人気が高まっています。

 

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灯油とは
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