電気は家庭で使いやすいエネルギー源ですが、電気を使う暖房を一つの種類として扱うと判断を誤ります。
電気ストーブやオイルヒーターのような電気抵抗式暖房と、エアコンのようなヒートポンプ式暖房では、光熱費の仕組みが違うからです。
電気代は「消費電力量(kWh)×電力量料金単価(円/kWh)」でおおよその目安を出せます。
1500Wの暖房器具を1時間使うと、消費電力量は1.5kWhです。
実際の電気代は、契約している料金プラン、燃料費調整、再生可能エネルギー発電促進賦課金、補助制度で変わります。
そのため、古い記事にある固定単価のまま「1時間いくら」と断定するのではなく、現在の請求書や電力会社の料金表で計算します。
電気の利点は、燃料の購入や保管が不要で、室内で燃焼しない暖房器具を選びやすいことです。
ただし、電気式だから「火災ややけどの心配がない」という意味ではありません。
電気ストーブ、こたつ、オイルヒーターでは、可燃物との距離、コードの過熱、転倒、低温やけどを確認する必要があります。
エアコンは、電気で熱を直接作るだけの暖房ではありません。
資源エネルギー庁は、ヒートポンプを室内外で熱を移動させる仕組みとして説明しています。
この仕組みでは、消費した電気より大きな熱を室内へ運べる場合があります。
性能の目安にはCOPやAPFが使われますが、実際の暖房効率は外気温、霜取り運転、部屋の断熱、設定温度、機種の省エネ性能で変わります。
省エネ型製品情報サイトでは、現在販売されているエアコンの省エネ性能表示を確認できます。
ヒートポンプを利用した暖房器具の代表はエアコンです。
省エネ性能の高いエアコンは、居室を長時間暖める用途で有利になりやすい暖房器具です。
一方で、外気温が低い地域、断熱が弱い住宅、能力が不足している機種では、電気代が増えやすくなります。
寒冷地では、寒冷地向けエアコン、石油暖房、ガス暖房、床暖房などを含めて比較する必要があります。
このほかにも電気を使った暖房器具にはたくさんの種類があります。
部分暖房としては「セラミックヒーター」「電気ストーブ」などが挙げられますし、部屋をじんわりと暖める効果がある「オイルヒーター」なども電気式の暖房器具です。
参考:資源エネルギー庁「無理のない省エネ節約」、省エネ型製品情報サイト
ここでは、「電気」に関連するお役立ちウェブサイトや通販サイトなどを紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
・kWhとは![]()
kWh(キロワットアワー)は使用する電力の単位。キロワット時とも表現される。
・ヒートポンプ技術とは![]()
熱交換の仕組みにより、室内外で熱を移動させることで冷暖房機能を持たせる技術。
・家電製品の消費電力一覧![]()
一般家庭で利用される様々な家電製品の商品電力を紹介しています。
暖房器具って決して安くはないですよね。そんな暖房器具を少しでも安く買うためのコツを紹介していきます。
>>暖房器具を安く買うコツ