ハロゲンヒーター / 暖房器具比較

ハロゲンヒーターは、ハロゲンランプから出る放射熱を利用する電気ストーブの一種です。発熱体にランプを使用しているため、スイッチを入れるとすぐに温まるのが特徴。遠赤外線による暖房なので、あたっている部分しか暖まらないためスポット用暖房器具になります。
消費電力は小型エアコン並みであるため、基本的には短い時間の部分暖房という位置づけになるでしょう。

「トイレや脱衣場、洗面所に適した暖房器具」などでも書いたとおり、トイレや脱衣場など一時的に暖房が必要な場所で短時間使用するというのがオススメの利用法です。

ハロゲンヒーターの暖房としての5段階評価

スイッチオンから数秒で暖を取ることができる暖房器具です。ハロゲンランプの放射による伝熱を使った暖房器具ですので、部屋をあたためる効果はほぼゼロです。ただし、あたっている部分はすぐに高い暖房効果を感じることができます。また、器具自体も安価なのもメリットです。

一方、消費電力量はそのサイズにしては非常に大きいのでランニングコストという面ではかなり悪い。また、ホコリが付着すると燃える可能性もあるので時々は発熱部分のホコリを取り除いてやる必要があります。基本的には短時間のスポット使いが基本になる暖房器具です。着替え時やトイレ、お風呂場（着脱場）などでの使用に適していると思います。

最近では、ハロゲンヒーターよりもより効率的なカーボンヒーターが登場・販売されており、小売店で姿を見かけなくなりました。

節電効果は正直低いです。消費電力量も大きいため冬の電力不足に対応するためにはできるだけ昼間や夕方の時間帯の使用は控えることをお勧めします。

ハロゲンヒーターのメリット

1. 速暖性が極めて高い
2. 機器代金が安い
3. 空気を汚さない

ハロゲンヒーターのデメリット

1. ホコリがたまると火事になる恐れがある（こまめな掃除が必要）
2. ランプの原理を利用しているので発熱面が眩しい（ぎらぎらする）
3. 消費電力が大きいので長時間使うと光熱費が高くつく

意外と火事の原因となることも多いので注意

ハロゲンヒーターは石油ストーブなどと違って燃焼しているわけではないので、火事の原因となりにくいと考えている方も多いのですが、東京消防庁のデータによると暖房器具による火事の原因の第3位となっています。

原因としてはホコリが貯まりそれに引火したり、衣類などを温めようと思って掛けておいたら引火した、エアゾール缶などを近くにおいており熱せられて破裂・火災につながるケースが多いようです。使用する際はご注意ください。

ハロゲンヒーターの購入について

ハロゲンヒーターの購入を検討されている方にお役立ちリンクを紹介します。

・ハロゲンヒーターを楽天市場で探す
・ハロゲンヒーターをAmazonで探す

「ハロゲンヒーター」の用語解説・関連サイト

ここでは、「ハロゲンヒーター」に関連するお役立ちウェブサイトや通販サイトなどを紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

・ハロゲンランプとは　（電球の種類）
ハロゲンランプとはガラス球の中にハロゲンガスというガスが封入されているランプ。

暖房器具をお得に安く買うコツ

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