小さな子どもや赤ちゃんがいるようなご家庭では暖房器具を使う場合にはその「安全性」というものを気にするべきです。使い方によっては火傷や火災などの原因ともなる暖房器具です。安全性の高いものを使いたいものですね。
暖房器具は「熱」を発します。
そのため、その熱で火傷をしたり、衣服などの可燃物に引火して火災が発生するというようなリスクがあります。また、燃焼タイプの暖房などは一酸化炭素中毒などの恐れもあります。
特に、小さな子供や赤ちゃんなどは大人が思いもつかないような突拍子もない行動をしがちです。そうした小さな子どもにも配慮した暖房器具選びや予防策が必要です。
やはり安全性が高い暖房というのは火を使わない、また可燃物などが近くにあっても引火するリスクが無い暖房器具がお勧めです。 電気式の暖房がお勧めとなります。
・エアコン 火事も火傷の心配もない
基本的に引火の恐れはありませんし、触っても(多分触れませんが)、火傷をすることはありません。空気の乾燥などを心配される方も多いかもしれませんが、赤ちゃんや小さい子どもがいる家庭のメイン暖房としてはやはりエアコンがお勧めです。
エアコンの特徴
・オイルヒーター 空気を汚さず火災などのリスクもない
熱を発する部分は多少熱くなりますが、さわってすぐに火傷をするような温度ではありません(高温部分もあるので柵などで二重の予防をするのもおすすめ)。火災の恐れもありません。また、空気を汚さないので小さな子ども、赤ちゃんに対する配慮としても万全です。ただし、長時間の利用は電気代をかなり食うのでご注意。
>>オイルヒーターの特徴
また、全体的な暖房器具を利用するにあたっての注意点をまとめます。
・柵などを立てて子どもが近づけないようにする
暖房器具に近づけないように、柵などを使って子どもが火(暖房)に近づけないように物理的な工夫をしておきましょう。暖房器具ように「ストーブガード」というような柵が販売されているので、そうしたものを活用しましょう。
・可燃物をそばに置かない
子どもがいる家庭だけでなくすべてに言えますが、紙や衣類などの可燃物を暖房の傍におかないようにします。ガス缶なども同様です。ストーブの上などで衣類を乾燥させるような行為は危険ですからやめましょう。
ちなみに、東京消防庁によると暖房器具による衣類火事で多いものは件数順に「電気ストーブ」「石油ストーブ」「ハロゲンヒーター」「ガスストーブ」の順で多くなっています。
・換気に注意
こちらも子どもがいる家庭だけの話ではありませんね。特に石油(ガス)ファンヒーター、石油ストーブなどを使う場合は換気をしっかりとしましょう。締めきった部屋での燃焼式の暖房利用は一酸化炭素中毒などの危険性があります。
ここでは、「急速に部屋を暖めたい」に関連するお役立ちウェブサイトや通販サイトなどを紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
・一酸化炭素中毒とは?
暖房器具って決して安くはないですよね。そんな暖房器具を少しでも安く買うためのコツを紹介していきます。
>>暖房器具を安く買うコツ